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femtechで女性が抱える健康課題の解決へ。社内横断チームで取り組む

毎年3月8日は国際女性デー。女性の権利を守りジェンダー平等の実現を目指すために国連が制定した日です。現在、クレディセゾンでは多くの女性が活躍しています。国際女性デーへよせて、 クレディセゾンで実際に働く女性の皆さんと活動を連載でご紹介します。

私たちクレディセゾンは、セゾンカード会員様の約6割で構成される女性会員様や、女性社員が抱える健康問題を解決し、毎日快適に過ごせるようにfemtech(フェムテック)※1に関する取り組みを推進しています。

実はこの取り組み、社員のアイディアをスピーディに事業化する社内ベンチャープログラム「SWITCH SAISON」※2での提案が採択され、2021年4月より、スタートしました。

今回は、自らプロジェクトを立ち上げ、組織横断型のチームでWEBサイトを企画・運営し、セミナーやイベントなどを率いる、デジタルマーケティング部の関さんにお話を聞いてきました。

※1 femtech(フェムテック):女性(Female)と技術(Technology)をかけあわせた造語。女性が抱えている健康課題を解決するためのプロダクトやサービス全般を指しており、近年日本でも様々なサービスが広がりをみせています。

※2 全社員の幅広い世代からアイディアを募り、社員のアイディアを迅速に事業化する社内ベンチャープログラム。2022年9月までに7回開催、累計約1,000件の応募の中から事業化提案が採用されています。

※記事の内容は取材当時のものです。

関 智子(せき ともこ)
クレディセゾン デジタルマーケティング部

SNSで偶然出会った“femtech” 。すぐに引き込まれた

― 「SWITCH SAISON」に応募したきっかけや背景について教えてください。

SNSで「femtech」というワードを偶然見つけた事がきっかけです。学生時代から月経とか諸々症状に振り回されてきたので「何だろう?知りたい!」って思いました。

“femtech”について調べてみると、とにかくすごく楽しいんです(笑)「こういうものが世の中にはあるのか」とか、「確かにこれで困ったことあるな」とか「他の人ってどうなのかな」とか。

私個人が「femtech」に関するサービスに興味を持ち、サービスを知る一方で、数年前の日本では「femtech」という言葉やアイテム自体そんなに広まってる様子がなく、知っている人は知っているみたいな狭さを感じてしまって。。。もっと広く認知され、皆がサービスを活用できたら、悩みを解決したり、負担を軽くすることもできるんじゃないかなと思いました。

そして、大切な体の事なので、安心して信じられる情報が欲しいなと思いました。当時は情報量が少ない状況だったため、私自身「femtech」について調べた時には、信じていいのか、安心できる情報はどこにあるのだろうか?と感じていました。

それと同時に、「あれ?これはクレディセゾンで出来ることがあるのかもしれない」と。

クレディセゾンはカード会員様も働く社員も女性が多いですよね。そんな、長年多くの女性と共に歩んできたクレディセゾンだからこそ、「femtech」に関する新しいサービスや情報をだれにでも受け取ってもらえる環境をつくり、「femtech」に関わる企業との架け橋になれたら良いんじゃないかなと思い、社内ベンチャープログラムの「SWITCH SAISON」で提案をしました。「SWITCH SAISON」という開けた場で提案することで、過程も含めて社内の多くの人に知ってもらう事ができると考えました。

femtechをどう伝えよう。新たに広がる世の関心や取り組みを、皆に伝える難しさを乗り越えて。

― 「SWITCH SAISON」への応募にあたり、どのような点に苦労しましたか?

提案を裏付けたり、サービスを考えるにあたっての、女性の健康上の悩みや苦労など、数値化されたものを集めるのにとても苦労しましたね。「femtech」という言葉自体の認知度の低さ、対象となる悩みや苦労には個人差があるという点、あまり他人に共有するものではないという世の認識があるため、裏付けるデータとなるようなものが少ない印象でした。

なので、実際の状況を調査するため社内の女性社員にアンケートを送り、結果約2,000人近い回答が集まり、それを軸に内容を詰めていきました。あの時回答してくれた皆さんには本当に心から感謝しています。

また、応募後、書類選考、プレゼンと進んでいくのですが、その過程で私のサポート役を担ってくださったメンターの執行役員、部長のお二人には本当に本当に多くの力を貸していただきました。

お二人は、私が所属する部門とは異なる部門を担当されており、通常の業務とは異なる取り組みなのですが、私のやりたいイメージや至った考え、収集しているデータなどを共有しましたら、すぐにより分かりやすく伝えるための組み立て方、考え方、必要と思うデータの種類などアドバイスをいただきました。

プレゼンに向けての内容はもちろんですが、そもそもfemtechをどう伝えたら皆に伝わるだろうか、女性機能特有の症状をどこまで言っていいのか、など悩みを伝えると、親身になって相談にのってくださり、一緒に考え、後押しをしてくれました。

femtechを周囲に知ってもらう課題の一つに、どうしてもあけすけな話に感じる人に対して、どのように理解いただくのが良いか、という点があります。その先の悩みや不便さの解消・解決の話をしたいのだけど、伝えるバランスが難しい。メンターにフォローいただきながら、試行錯誤を繰り返し何とか発表にたどり着きました。

― 採択された時はどのようなお気持ちでしたか?

驚きでした!最終プレゼンまで進み、「ここまできたら採択されるぞ!」という強い気持ちだけはあったのですが、最終プレゼンは緊張してしまって笑
また社内で審査をする方々は女性だけではありませんので、自分の身体に起きないことをイメージしてもらう必要がありました。このような状況下で採択されたので、これは頑張らないといけないなと思いました。

興味を持った人が自由に参加できる柔軟なプロジェクトに

― 現在はどのような状況でしょうか? 組織に属さない、有志による横断的なチームで運営されていますね。

現在、femtechの認知向上や少しでも不安や悩みの解消になればと社内外ともにオンラインセミナーや、femtechアイテムの展示会、セゾンカードホームページにてfemtechに関わる企業様の紹介などを行っています。

直近ですと社員向けに、ピルについて知る月経セミナーや女性ホルモンと健康・美容の関係、更年期って何?などテーマ別に講師をお招きして定期的に取り組んでいます。

※femtechの取り組みは、以下よりご覧いただけます。

取り組むにあたって強制感のないものにしたいなと個人的に思っていて。
一緒にfemtechの取り組みを広めてくれる人を募ったところ手を挙げてくれた有志のメンバーを事務局として活動しています。

次回セミナーについて、事務局メンバーでミーティング

また、クレディセゾンでは社内の情報共有のため、Slackを活用していますが、femtechに関連する情報や気になったことなどがあったときなど気軽に共有できるチャンネルを用意して、社内で情報交換なども行っています。興味を持った人が自由に参加できる、とても柔軟な進め方をしています。もしかすると、社内で一番自由な取り組みかもしれないです・・笑

自然と集まる力に支えられ、広く声が聞こえてきた。

― 今回の取り組みで得られた事や気づきとして、どのようなことがありますか?

力になってくれる人が自分が思っているより周囲に沢山いて、皆が自然と力を貸してくれるということですね。

femtechに関連する企業様を紹介してくれる人がいたり、自身の周囲で話してこういう課題が出てきたよと教えてくれる人がいたりと、多くの気づきを得ることができ、助けられました。

また、femtechの取り組みをするようになってから、「自分の身体を考えるきっかけになった」、「femtechに興味が湧いた」、「実際に触れてみて気づくこともあり刺激になった」、「試しに購入してみようと思う」など様々な声も聞こえてきました。「知ること」によって、多くの方の選択肢が増えていることを実感できました。

― 現在進行している取り組みを、今後どのようにしていきたいですか?

当初目的としていた「femtech」の新しいサービスや情報をだれもが受け取れる環境づくりや、「femtech」に関わる企業との架け橋となる活動を、もっと拡げていきたいと思っています。社内のfemtechの認知を上げて、一人でも多くの方に、自分の身体に対する選択肢を増やすキッカケになればいなと思っています。

そのためにも、クレディセゾンが取り扱っているサービスとfemtechの掛け合わせなど、こんなのあったら嬉しい!という形をどんどん模索していきたいですね。クレディセゾンがfemtechに取り組んでるよ!ということも多くの方に知っていただけると嬉しいです。頑張らないといけないですね笑

― 関さん、ありがとうございました!

■日々進化するフェムテックに関わる企業を紹介するページ「【セゾンカード×フェムテック】セゾンカードはあなたの毎日によりそう」を公開中
https://www.saisoncard.co.jp/topic/entry/saison_femtech/
大切なお客様の毎日の寄り添いたい、また皆様に新しい発見や出会いがあることを願い、フェムテックにまつわる情報を発信していますので、ぜひご覧ください。


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