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地域の女性起業家を応援したい【関西エリア発のチャレンジ】

毎年3月8日は国際女性デー。女性の社会参加と地位向上を訴える日として国連が制定した日です。現在、クレディセゾンでは多くの女性が活躍しています。国際女性デーへよせて、 クレディセゾンで実際に働く女性の皆さんとその活動を連載でご紹介してきました。本日が最終回となります!

クレディセゾンでは、2015年より、関西エリア営業部門発の取り組みとして、女性起業家を応援する経済産業省の活動に、サポーター企業として参画しています。最終回となる今回は、大阪を拠点に、これまで担当者として関西エリアの女性起業家をサポートしてきた、瀧井さん、田村さんのお二人に、お話を伺いました。

※記事の内容は取材当時のものです。

瀧井 美沙(たきい みさ) ※写真左
クレディセゾン ビジネスソリューション部
 
田村 有佳子(たむら ゆかこ) ※写真右
クレディセゾン ビジネスソリューション部

起業家の皆さんも私たちも、共感し合えることがたくさんある

― 関西エリアの女性起業家の皆さんの取り組みをサポートしていると伺いました。内容について教えていただけますか?

瀧井:私たちは、2015年より、関西エリア営業部門発の取り組みとして「近畿2府5県の女性を対象にした、女性起業家を応援する経済産業省の活動」にサポーター企業として参画してきました。

起業したいと考える女性がビジネスプランを発表する「LED関西」をはじめとするイベントへ参加し、女性起業家の事業をサポートしています。LED関西では、審査員として参加し、「セゾン賞」をお送りした女性起業家の方を、当社がサポートさせていただきました。

― サポーター企業として参画を続けている背景を教えてください。

田村:私たちは普段、関西エリアの法人の皆様へ、当社法人カードや各種ソリューションのご案内をしていますが、様々なオーナー様と知り合う事ができ、多くのアドバイスをいただく中、LED関西という活動や、若い女性起業家が増えていることについて知ることができました。

そして、LED関西ビジネスプラン発表会に参加させていただき、女性ならではの視点(キャリア形成等)、社会情勢での視点(何が問題視されているか)等、理解を深めることができました。

女性起業家の皆様とお話をさせていただくと、キャリア形成やライフプランなど、お互いに共感し合えるできることがたくさんあるんです。女性活躍を推進し、女性社員が7割を超える当社だからこそ、女性起業家の皆さんを後押ししたいと思いましたし、このような機会を通して、情報交換や取り組みを進めることは、お互いに良い影響があるのではないかと考えています。

サポートを通して、広がる可能性

― これまでの活動を通して、お二人それぞれ、印象的に残っているエピソードを教えていただけますか?

瀧井:昨年弊社よりサポーター賞を差し上げた、株式会社BeLiebeの志賀さんは大手企業に勤務されているのですが、キャリアアップの時期と出産適齢期が重なることに大きな課題を感じたのをきっかけで起業をされたと伺っていました。

晩婚化や少子化への対応は日本社会が抱える大きな課題となっていますが、女性の社会進出が進む中で、個々が自身の体への理解を深め、対策できる環境づくりがもっと必要ではないでしょうか。私も同年代の志賀さんとお話するなかで、他人事ではないと自覚が芽生え、自身の体と向き合う時間が必要だと感じました。

そこで、多くの女性のみなさんが、自身の体と向き合うきっかけができればと思い、社内で働く女性向けのセミナーを検討しました。テレビ出演も多くされている産婦人科の先生にコンタクトを取ったところ、なんとご出演いただけることになり、志賀さんとコラボしたセミナーを企画しています!

田村:そうですね、私と同世代の女性皆さんが起業家として活動されている事に、刺激を受けています。中でも、会社員として勤務をしながら、ご自身で商品を考案し独立されている事にとても驚きました!私も日々の仕事や、プライベートなど生活の中で、色々な事に興味や疑問を持ち、自分なりの考えを持って行動していきたいなと思っています。

そして、自身が視野を広げる事で、サポーター賞を差し上げた企業様に対して、どのようなサポートができるか、出会った皆様とコラボレーションできることはないか?など、可能性を拡げていくことができると感じました。

― 現在はどのような状況でしょうか? 

田村:セゾン賞を差し上げた、とまとジュースを販売されている株式会社小林ふぁーむ様には、国内外の商品や体験をご紹介するメディア型の総合通販サイト「STOREE SAISON(ストーリー セゾン)」に商品を掲載頂いており、今後、弊社優待加盟店でもご案内できるよう進めております。

※ 小林ふぁーむ様のトマト100%「とまとのじゅ~す」を、下記、総合通販サイト「STOREE SAISON(ストーリー セゾン)」にてご購入いただけます!

また、3月6日~12日に大阪のNU茶屋町という商業施設で開催されるSDGsのイベントに、株式会社小林ふぁーむ様がご参加されるとの事で、当社もご招待いただいており、そこで弊社のサービスをご案内させていただく予定です。

小林ふぁーむ様のトマトを栽培されているビニールハウスの見学をさせていただきました。
トマトジュース保管庫です。真夏でしたがこちらはとても涼しい所でした。

一つ一つの出会いを大切に育んでいきたい

― 今後、この取り組みをどのように展開していきたいですか?

瀧井:現在、コロナ禍ということもあり、セゾン賞を差し上げた方以外の起業家の皆様と接点を持つことが難しい状況ですが、今後は、より多くの方とコミュニケーションを取っていきたいと思っています。新たなコラボレーションの機会に、当社社員との交流企画を検討するのも面白いかなと思っています。

田村:起業家の皆様とお話をさせていただく中で、チャレンジする事の大切さを感じています。新しいビジネスが生まれるケースもあると思いますので、皆様との出会いを大切に、視野を広げ、しっかりとサポートできるよう取り組んでいきたいと思います!

― 瀧井さん、田村さん、ありがとうございました!