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圧倒的スケールと勢いを体感!Saison Global Summit 2024

クレディセゾン グローバル事業の毎年恒例イベントであるSaison Global Summit。
今年は日本をはじめ、シンガポール、インド、インドネシア、タイ、ブラジル、メキシコより総勢144名のメンバーが池袋に集結し、過去最大規模での開催となりました。今春からグローバル事業部に着任した中岡さんに、初めて参加したサミットについて感想を伺いました。

全員で集合写真!なんと144人!!!

中岡さんが感じた海外メンバーの熱量や勢い、そしてグローバル事業における目標を達成するための取り組みや「クレディセゾンのグローバル化」について想いを語っていただきました。

※この記事の内容は取材当時のものです。

中岡 淳(なかおか じゅん)
株式会社クレディセゾン グローバル統括部 部長


共通ビジョンの構築:結束を強めるサミット

―Saison Global Summitについて教えてください。

Saison Global Summitは、グローバル事業の各国拠点同士の情報共有とネットワーキング、そしてチームとしての一体感・結束力を高めることを目的に、年に一度開催しているイベントです。当社のグローバル事業は、各国の現地メンバー主導でオーナーシップを持って事業を運営する一方で、シンガポールのIHQ(国際統括本部)を中心に各マネジメントメンバーが横につながり、リソースの相互提供や人的交流を通じて補完し合いながらグループ全体の成長を図っている点が特徴的です。

コロナ禍を経て3回目となる今年、最初の2日間は例年の各国ビジネスアップデートに加え、「クレディセゾンのグローバル事業」としての目標、あるべき姿を明文化し、国や会社を超えた共通のミッション・ビジョン・バリューが披露されました。

そして各メンバーがそれを深く自身に落とし込むため、グループワークに多くの時間を費やしました。

グローバル事業のバリュー、4つの「I」

後半2日間は財務経理部や戦略人事部、広報室といったグローバル事業と関わりをもつ本社コーポレート部門とのミーティングや全社員に開かれたセッションを開催し、「クレディセゾンのグローバル化」に向け グローバルメンバーと本社の距離感をより縮めるコンテンツを設けました。

この2日間で開催されたミーティングは計35コマ以上、全社イベントは3回と、これまでより規模も内容も充実したイベントとなりました。

グローバルエキスパートによる「インパクト投資オープンセッション」
本社ツアーで自分が働く会社を発見!

「まだまだです」から始まる未来への挑戦

―今回初めて参加して感じたサミットの雰囲気や海外メンバーの様子をお聞かせください。

国内・海外、部門の垣根なく、皆さん積極的にコミュニケーションを図っており、非常に活気溢れるイベントでした。特に今回は、冒頭でクレディセゾン経営陣による新中期経営計画の共有がなされ、その後グローバル事業のミッション・ビジョン・バリューの発表と理解浸透を図るグループワークが用意されており、そのミッション・ビジョン・バリューに基づき「10年後・100年後のグローバル事業」について想像するなど、「未来」に焦点を当てた意見交換が行われました。

また、グローバル事業の牽引役とも言えるCredit Saison IndiaのCEO プリシャさんによるビジネスアップデートでは、「We are just getting started(私たちはスタートしたばかり)…Mada Mada Desu.(まだまだです)」と日本語を交えた言葉で締めくくられ、現状を謙虚に受け止めながらもリーダーとしての高い志を示すことで会場にいるメンバーを鼓舞するなど、勢いと熱量を感じる印象的なシーンが多く見られました。

「Mada Mada Desu.」というキャッチーなフレーズを披露したCredit Saison India CEOプリシャさん。インドではオフィスの壁のデザインにも「Mada Mada Desu.」が使用されています。

そんな様子を見ながら、クレディセゾンがかつて急成長期だった頃のクレジットカード営業の表彰式で感じた活気と似ているなと昔を思い出し、再び勢いのある仕事に関われることをうれしく思いました。

熱心にプレゼンテーションを聞くグローバルメンバー

ーグローバル事業のミッション・ビジョン・バリューの発表を受け、中岡さんが感じた「海外メンバーの関心事」について教えてください。

グローバル事業が大切にする価値や目指す方向性が明確になったことで、その一段上のクレディセゾングループの価値観は何なのか、クレディセゾンがどこを目指しているのか、といった本社側の考えを聞かれることが多く、関心を持って理解しようとしている印象が強かったです。

グローバル事業のミッション・ビジョン・バリューを基に「10年後・100年後の未来」を描いたグループワーク

各国メンバーは「グローバル事業」だけにとどまらず、日本も含めた「クレディセゾングループ」という広い視点からグローバル事業の未来を考えていることを改めて感じました。それに応えるためにも、日本側のメンバーは、クレディセゾンらしさやクレディセゾンが大事にしていることを言語化し、海外メンバーに伝えていくことが重要であり、その必要性を強く感じました。

優秀チームはトロフィーやメダルをゲット!(写真2列目中央右:中岡さん)

緊張を超えた自信のグローバルプレゼン

―グローバル事業部の代表として100名を超える海外メンバーの前でプレゼンテーションをされたそうですが、いかがでしたか?

今回のプレゼンテーションでは、日本側の新しい体制の紹介とともに、私自身が大事だと考える各国との向き合い方・姿勢について説明しました。端的には、各国を取り巻く環境はさまざまなので、一方的に日本側の考えを押し付けるのではなく、根底にある考えを理解しつつ各国の意思を尊重しながら関係性を深めたい、というものです。

プレゼンテーション自体は5分程度の短いものでしたが、慣れない英語での発表だったため、準備に時間もかかりましたし、当日の体感時間は倍以上でした(笑)。

緊張を感じさせない堂々としたプレゼンテーションを披露した中岡さん。
休日もお子さんのサッカーの試合を応援しながら携帯を片手に練習をしたそうです。
中岡さんはじめ、メンバーのプレゼンテーションに拍手!

心を一つに!次の10年へのスタート

―本社コーポレート部門とのミーティングや社員全員に開かれたセッションはどんな様子でしたか?

私が参加したミーティングでは、本社の方針や考え方を海外メンバーに理解してもらうセッションが多かった印象です。今回のサミットをきっかけに各国と本社の距離感が近くなったと思いますので、今後もコミュニケーションを継続し、海外メンバーの経験や知恵を本社の改善に繋げる機会を創っていきたいです。

サミット最終日には、海外メンバーも含め誰でも参加できる懇親会を開催しました。お酒の力も借りて交流を深めたメンバーもいて、会話も弾み大いに盛り上がっていました(笑)。海外メンバーは、普段ほとんど関わることがないペイメント事業やファイナンス事業のメンバーとも交流ができたようで、クレディセゾンをより知ってもらう良いきっかけになったと思います。参加した本社メンバーからも、ビジネス以外の話もできて距離が縮まったという感想をもらいました。

ただ、本社の参加者は言語面でのハードルのせいか目標の集客数には届かなかったので、言語の壁を打破できるようなツールを検討しつつ、こういった機会を継続的に設けることで徐々にその壁を崩していくことが大事だと感じました。

サミット最終日の懇親会ではリラックスした表情が見られました!

―最後に、今回のサミットを通じて中岡さん感じたこと、またクレディセゾンのグローバル化にとって必要だと考えるグローバル事業部の役割について教えてください。

今回のサミットでは、グローバル事業のミッション・ビジョン・バリューの共有があり、各国が一丸となってグローバル事業の「次の10年」に向けて大きな一歩を踏み出す良い機会となりました。全体を通して、豊富な経験と専門性を持つメンバーが集まり、彼らがグローバル事業の成長と未来の創造に情熱を注いでいることがひしひしと感じられました。

この情熱に心強さを感じると同時に、本社も海外メンバーに負けない熱意を持って、同じチームとして力を合わせて共に取り組んでいくことが必要だと感じました。

また、クレディセゾンもだんだんと大きくなり、隣の事業部が何をやっているのか、どんな取り組みをしているのかなど、自ら情報を取りにいかないと理解できない規模になってきました。私自身を含めグローバル事業部のメンバーは、グローバル事業のことを発信し理解してもらおうとするだけでなく、他事業にも関心を持ち会社全体の理解をより深めていくべきだと考えています。

海外メンバーには「クレディセゾンのDNA」を伝え、また他事業部のメンバーには「グローバルな価値観」を伝える伝道師となる。グローバル事業部のメンバーがそんな役割を担うことで、国内と海外の融合を促進し、クレディセゾンらしいグローバル企業への成長に繋がればいいなと思っています。

グローバルメンバーと林野会長の懇親ディナーでセルフィ―

―中岡さん、ありがとうございました!!