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東京で「Saison Globaⅼ Summit」開催!

現在、世界7ヶ国に事業進出をしているクレディセゾンでは、年に一度、日本と海外各社のメンバーが一同に会して情報共有、プレゼンやディスカッションを行う会議「Saison Global Summit」を開催しています。
昨年のシンガポールに続いて、今年度は東京で5月22日(月)~24日(水)に開催しました。

今年度は新たにラテン地域に事業展開するため、ブラジル・メキシコからもメンバーが来日し、総勢100名を超える大きなイベントとなりました。
今回、開催直前にグローバル事業部に着任し、「Saison Global Summit」の運営メンバーとして参加した山中さんにインタビューしました。
※記事の内容は、取材当時のものです。

山中 麻衣子(やまなか まいこ)
株式会社クレディセゾン グローバル戦略企画部

―グローバル事業部へ異動をした経緯を教えてください。

2023年の春の社内公募で異動しました。
実は当時所属をしていた東京途上管理センターから、グローバル事業部へ異動している方が2名すでにいたんです。
これまでとは全く異なる業務ではありましたが、チャレンジしてみるのもありかも…と思い、応募することにしました。仕事でも英語力を活かした電話対応や、プライベートでもワーキングホリデービザを利用して海外渡航をした経験も後押しになりました。

応募時に志望動機を自分の中で整理しながら、昔から海外にかかわる仕事をするのが夢だったことを思い出したり、自分のキャリアを振り返りながらこれまでの経験やスキルの棚卸しをして、それらをグローバル事業部でどう生かせるか具体的に考えたりと、公募への応募は自分の人生の一つの大きな岐路だったのかなと思います。

―グローバルサミット開催の経緯、
またサミット開催の本年度の目的や昨年度からのアップデートがあれば教えてください。

「Saison Global Summit」は、各海外拠点メンバーによる情報共有、勉強会、ネットワーキング、そして東京本社機能との一体感を高め、グローバル事業共通のテーマである「(Fin)Tech-led Inclusion and Innovation※1」を実現していくことを目的に、年に一度開催しているイベントです。
 
※1(Fin)Tech-led Inclusion and Innovation:(フィン)テックを活用した金融包摂とイノベーション

ブラジルの事業説明のプレゼン


―サミット開催の準備にあたり、率直に感じたことを教えてください。

実は、私はサミット開催の約3週間前にグローバル事業部に着任したため、準備に関しては途中参加でした。

グローバル事業“ならでは”だな、と感じたのは、ランチのお弁当の1つとってもベジタリアンやハラルフード(イスラム教の教えにおいて許された食べ物)を配慮して注文したり、お祈りの場所を確保したりと参加者の多様性に合わせて準備が必要なこと、そして英語が共通語のためサミット用の資料はすべて英語で、日本語の資料はすべて事業部内で英訳していることが印象的でした(これがなかなか骨が折れます・・・)。
 
また初日に行った海外拠点メンバーとクレディセゾン東京社員の交流イベントでは、社内よりボランティアを募って協力を依頼したのですが、社内を超えてグループ企業の方からもご連絡をいただき、約20名ほどのボランティア希望者が集まりました。
ボランティアのみなさんははじめこそ戸惑いつつも、最終的には海外メンバーとしっかりと交流を深めていただき、またオフィスツアーではツアーガイドになっていただくなど大活躍いただきました。
社内のみなさんの温かさに触れたとともに、とても感謝しています。


東京本社でオフィス見学ツアーを開催

―春からグローバル事業部メンバーとなった山中さんにとっては、海外メンバーと会うのは初めてだったと思いますが、実際に各地域のメンバーとお会いしてみて、どんなことを感じましたか?

各国代表者による各国事業の最新情報のプレゼンでは、プレゼンターの経験に基づく深い知識と聞く側の関心を引くプレゼン術などプロフェッショナルな部分に触れ、とても刺激を受けました。
また、実際に直接お話してみると、みなさんとても気さくで話しやすく、とても優しかったです!

特に印象に残っているのは、DE&I※2に関する個別ミーティングに参加する機会があり、インド子会社Kisetsu Saison Financeの人事部門ヘッドSabareshさんより的確なアドバイスと経験に基づいた知見を共有いただき理解が深まりました。

その場では私が未熟すぎてほとんど発言できなかったのですが、あとでSabareshさんを見かけた時に、ミーティングに参加し理解を深められたことをうれしく思っていることを伝えました。

その時、握手と共に「分からないことがあればいつでも連絡してね」と優しく声をかけてくれて、仕事上はもちろん、人としてもとても尊敬できるメンバーが多いなと感じました。

※2 DE&I:ダイバーシティ、エクイテイ&インクルージョン

サミットではたくさんのコミュニケーションが生まれる

―サミットを経て、海外拠点メンバーとの関わりや仕事の仕方について教えてください。

直接顔を見て挨拶を交わし対話できた経験があるため、これから一緒に課題を解決していくプロセスを進めるうえで良い基盤になったと感じています。

海外拠点メンバーはなかなか東京本社の社員とのつながりを感じる機会が少ないと思うのですが、サミット初日のセッションの中でグローバル事業部管掌取締役の森さんがクレディセゾンの成り立ち~歴史、セゾンのDNAなどを盛り込んだプレゼンをしてくださいました。
それを理解した海外メンバーが本社とのつながりを感じ、グループの一員としての一体感や親しみを抱いていた様子は、その場にいて空気で感じるほどでした。
サミットで作られたモメンタム(勢い)を持続し発展させることで、グローバル事業の発展が加速していく絵が見えた気がしました。

そのため変化を感じていくのはこれからなのかなと思っています。
サミット後、それぞれの国で事業を進めていく中で築いた絆や関係性を生かして、議論を重ね良い選択をしていけたらと思います。

参加メンバーへ説明をする森役員

ー今後のサミットについてどう考えていますか。

物理的に離れている各国拠点メンバーが実際に会ってコミュニケーションが取れる機会であるサミットは、グローバル事業を継続していくうえで重要なイベントの一つだと考えています。

「Changing for the better」で型にはまることなく、その時々に必要なニーズに合わせてより良いイベントを目指して進化し続けることが、価値あるイベントとして継承されていく秘訣なのではと改めて感じました。
今回の参加経験を生かして、次はどんな形で貢献できるか、また自分を含めた参加者の学びにどう繋げていくのかなど含めて、事業部内でメンバーと一緒に考えていきたいです。

たくさんの方が参加し、多くの情報共有が出来た

ー山中さんが今後仕事をするうえで大切にしたいポイントを教えてください。

何を実現したいのか優先順位とゴールを決めたうえで、そのゴールに向けた道筋を決めていきたいです。

私が担当するグローバル事業部のIR/PR業務はアウトプットが多い業務なので、自己学習、他社・ビジネス環境含めたインプットもしっかりしながら、価値ある情報を発信することでグローバル事業の魅力を社内外に伝えていきたいと思います。


参加者全員で記念撮影

―山中さん、ありがとうございました!



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