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【カテノート】#1 新たな人事制度の魅力!~「チャレンジ休職」&「グッドライフ休暇・休職」~

みなさん、こんにちは、カテリーナです。ウクライナ出身の私の視点から見たクレディセゾンの魅力を紹介し、皆さんと共感できる内容をお届けする「カテノート」です。

「ん?カテノートって・・・?」と思った方は、はじめましての記事をこちらからご覧ください! 


今回の第一記事では、今年の3月に新しく導入された「チャレンジ休職」(※1)と「グッドライフ休暇・休職」(※2)の人事制度についてご紹介します。「新しい人事制度を導入」という業務連絡を初めて見たとき、「素敵じゃないですか!」と感動しました。その感動を皆さんにもお伝えしたく、この制度について共有したいと思います。

※1「チャレンジ休職」は、多様な価値観や文化に触れ、新たな知識やスキルを習得するための時間を確保する制度です。
※2「グッドライフ休暇・休職」は、不妊治療などのライフイベントに対応しながら、安心してキャリアを継続できるよう支援する制度です。

「チャレンジ休職」、「グッドライフ休暇・休職」の背景について自分も知りたくて、戦略人事部の橋本さんにお話を伺いました。橋本さんは戦略人事部でDE&I推進や障がい者雇用を担当しており、新制度が導入された2024年3月には「組織開発課」に所属し、組織開発の一環として「ライフワークフルネス実現」を目指して取り組んでいました。

※記事内容は取材当時のものです。

橋本 香菜(はしもと かな)
株式会社クレディセゾン 戦略人事部

新しい人事制度の魅力に迫る

―橋本さん、こんにちは。新しい人事制度にとても魅力を感じて、ぜひ多くの人に紹介したいと思っています!もう少し「チャレンジ休職」と「グッドライフ休暇・休職」について教えていただけますでしょうか。

―以前より、自己啓発や自己研鑽、ライフステージの変化を理由としてやむを得ず退職する方が一定数いらっしゃいました。このような場合、「仕事と自分の事情、どちらを取るか?」と悩むことがほとんどです。

また、社員に向けて「ライフワークフルネス実現に向けたアンケート」を実施した際の「会社からどんな支援があったらよいか」という問いには、介護や育児に続き「自己啓発」「不妊治療」の回答が少なくありませんでした。

「全ての多様な属性の社員がライフステージの変化などの事情や自律的な自己実現と両立して活躍し続けられる組織づくりを進めたい」という思いを基に、いま当社に整備されていない自己啓発・自己研鑽を応援する制度、不妊治療などの事情と仕事を両立するための制度として「チャレンジ休職」「グッドライフ休暇・休職」制度の導入の準備を始めました。

社内での反響

―「チャレンジ休職」「グッドライフ休暇・休職」の導入を提案したときの経営の反応や、導入後の社内の反応はどのようなものでしたか?

―経営の反応は、ぜひ導入すべき、という賛同の意見がほとんどでした。

その一方で、これらの休暇・休職制度を活用する社員のプライバシーの保護に留意すること、社外で積んだ経験を当社で活かす仕組みを考えていくこと、引き続き社員の声も聞きながら有効に活用できる制度に更新し活性化していくことを求める意見などがありました。こうした意見も踏まえて検討を深め導入に踏み切っています。

また、本年3月16日の制度運用スタートした際には、すぐに複数件数の問い合わせや休職申請が相次ぎ、改めて当社にこのような制度が求められていたことを実感しました。

挑戦する社員のストーリー

―なるほど、社員のニーズに応える制度がしっかりと求められていたんですね!「チャレンジ休職」を利用している社員のエピソードがあれば、ぜひ教えてください!

―すでにチャレンジすることを決めていた複数の社員が、この制度運用スタートに合わせて申請しています。現時点で申請されたチャレンジの内容は、いずれも海外での語学留学です。長期で業務を離れるにあたり、所属部門とも相談やすり合わせもしたうえで応援されながらチャレンジに向かっている様子です。

「この制度がなかったら、退職するしかなかった。本当にうれしい、ありがたい」
「必ず会社に貢献できるように学んできます」

との声をいただいていて、私たちも心からうれしく思っています。

― こんな言葉をいただくなんて、私もすごく素敵だと感じています。「チャレンジ休職」を通じて、社員がどんなスキルや経験を得ることを期待していますか?また、それが社員の将来のキャリアにどう役立つと考えていますか?

―「チャレンジ休職」は、現在従事する業務や当社事業に直結する内容でなくてもかまいません。新たな知識やスキルの習得にじっくり取り組むなかで、多様な価値観や文化に触れることで視野を広げ自身の成長につなげていただきたいです。さらに、そこで習得した知識やスキル、価値観を、クレディセゾンの発展に貢献するための新たな武器としていただきたいと考えています。

また、この制度の導入をきっかけに、自分のキャリアを長期的な目線でとらえてキャリアプランの実現に向けて自発的に取り組む「キャリアオーナーシップ」も持っていただくことや、そうした強い意欲と意志を持った社員を組織全体で応援する風土醸成につながることも期待しています。

新制度がもたらす成長

―もし機会があれば、橋本さんご自身も「チャレンジ休職」を利用したいと思いますか?

―実は、そろそろ制度導入という時期から妄想していました。今までの自分の価値観をガラッと変えたい、という思いがあるので海外での留学やボランティアもしたいと考えていますし、今の仕事が好きなのでそれを深めるため資格取得をめざす専門の学校でしっかり学んでみたいなと考えています。でも、40代の私がこれから学んで成長して会社に貢献できるように・・・と考えると、あまり時間がないな、とちょっと焦りました。

―自分の価値観を変えるために新しい挑戦を考えているなんて、本当に尊敬します!今の仕事をさらに深めるための資格取得も素敵な目標ですね。また、これから「チャレンジ休職」を利用しようと考えている当社の社員にメッセージをお願いします。

―チャレンジ休職は、自身の今後のキャリアを考え実現する手段の一つにすぎません。キャリアを考えることは、年代に関わらずこれからの人生を豊かにするうえで大切にしていただきたいことと考えています。

ひとつ前のご質問で私もお答えしたように「自分がチャレンジ休職するなら?」と自分で問いかけてみるのも気軽にキャリアを考えるきっかけになるかもしれませんのでおススメです!

チャレンジ休職やグッドライフ休暇・休職に限らず「全ての多様な属性の社員がライフステージの変化などの事情や自律的な自己実現と両立して活躍し続けられる組織づくり」のため、今後も社員の皆さんからのご意見をいただきながらアジャイルに制度を変えていきたいと考えています。

-橋本さん、素敵なメッセージをありがとうございます!

未来への一歩

私も日本で働き始めてから、ウクライナほど(※3)有給や無給の休暇が充実していないことに気づきました。将来、新しい経験やスキルを得たい時が来たらどうすればいいのか、と正直に考えていました。 しかし、当社で「チャレンジ休職」が導入されたことで、社員一人ひとりの希望に応じたキャリアプランを安心して考えられるようになりました。

※3 ウクライナでは、年間24日間の有給休暇が法定されており、さらに無給休暇を取得することも比較的容易です。

皆さんも「自分が何にチャレンジしてみたいか」と自分に問いかけてみてください。今は具体的な目標がなくても大丈夫です。今やりたいことを、やれる範囲内で取り組めば十分だと思います。向かいたい方向を選び、一歩を踏み出すと、新しい扉が開くことでしょう。自分自身を信じて、一度きりの人生でやりたいことができる機会を作りましょう。
私もこれから頑張りますね。

みなさん、最後までお読みいただきありがとうございます。
これからも、カテノートをよろしくお願いいたします。