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【クレディセゾンのDX】2 年連続で「DX 銘柄」に選定!全社員で目指すデジタル化

テレビや新聞など多くのメディアで目にすることが多い「デジタルトランスフォーメーション」ですが、私たちクレディセゾンは2019年にデジタル化を推進する部門テクノロジーセンターを設立し、DXビジョン「CSDX」を掲げて、デジタル化の推進に取り組んできました。

このたび、私たちは2年連続でDX銘柄に選定されました。デジタル技術を駆使して新たな成長を目指す企業として評価された結果です。今年もこの認定に大きく寄与したテクノロジーセンターの井上さんにお話を聞きました。

昨年の記事はこちらからご覧いただけます:

※この記事の内容は、取材当時のものです。

井上 大嗣(いのうえ だいし)
株式会社クレディセゾン テクノロジーセンター課長


連続選定の喜び

―2年間連続でDX銘柄に選定されたこと、お気持ちはいかがでしたか?

当社が2年連続でDX銘柄に選定され、とてもうれしく思います!

DX銘柄は上場企業3,935社から選ばれており、その中の22社に選ばれたこと、さらに2年連続以上でDX銘柄に選定されている企業は12社しかありません。これは当社が継続的にビジネスモデルの変革やデータの利活用に取り組めていることが、対外的に評価された結果だと思っています。

ただ、これがゴールではなく、デジタル化するべき業務やお客様のためにできることがまだまだ残っていると思っていますので、引き続き、社員やお客様のためにデジタル技術を活用していければと考えています。

CSDX戦略の変化と全社員DXへの道

―昨年度と比べて、CSDX戦略にどのような進化や変更がございましたか?

昨年度と比較して、さらに大きく変えていきたい点は社員にもデジタル技術を活用できるようになってもらいたいということです。これまではテクノロジーセンターのエンジニアやデータサイエンティスト、デザイナーの方々が社員の業務を変えていくために奮闘してきましたが、これからはそれに加えて、社員自身がデジタル技術を活用して業務を変えていく、全社員によるDXを目指していきたいと考えています。そのために生成AIの活用やローコードツールを習得する研修制度や充実させていきたいと考えています。

―テクノロジーセンターのメンバーやチーム構成に変化がございましたか?

そうですね。先ほどお伝えした全社員によるDXを実現するため、テクノロジーセンター内でデジタル技術の習得をサポートする機会が増えてきたことは大きな変化だと思います。

例えば、BIツールTableau(※1)では全社員への希望制の研修制度を展開し、研修参加者の発表イベントも4月に実施し、その研修や発表イベントをテクノロジーセンターのTableauチームが担当しました。また、業務の自動化を推進するため、データ連携システムであるDataSpider(※2)の習得もテクノロジーセンターで社員体験の向上を目指すEXグループが実施しています。
  
※1BIツールTableau:実績を見やすくグラフ化したり集計できるシステム※2DataSpider:異なるデータソースを統合・連携し、データ管理を効率化するツール

―この1年間の中で、井上さんが特に印象に残っているエピソードについて教えてください。

先ほどお話をしたTableauの研修参加者の発表イベントでしょうか。研修に参加してくれた30数名の方々が作成されたTableauダッシュボードについて参加者同士で投票を行い、上位5名の方々が水野社長などの役員に成果物の発表を実施するイベントでした。

初めての研修、初めての全社イベントの企画でしたので、6か月間で成果物が出来上がるのか、イベントに社員の皆さんが参加してくれるのか、実は非常に不安に感じていました。

しかしながら、研修参加者が発表したダッシュボードはどれも素晴らしく、イベントにはオンライン・オフライン含めて200名近くの方々が参加してくれました。Tableauの認知度が拡がるイベントとなり、大変うれしかったです。

社内限定イベントのお知らせ

未来の展望:CSDX戦略の次なるステップ

―今後の活動や目標についてお聞かせください。

現在、業務プロセスの完全デジタル化という大きな目標を掲げておりますので、この目標を少しでも早く達成していきたいと考えています。恐らく、これから皆さんにテクノロジーセンターのメンバーから業務内容をお伺いする機会が増えるかと思います。日々の業務の中で追加のお願いになるかとは思うのですが、ぜひご協力をお願いします。

CSDX戦略として、社員の皆さんの業務を改善し、その先にいらっしゃるお客様の体験やサービスを向上させたいと思っています。また、業務改善だけに取り組むのではなく、デジタル技術を活用した新しい顧客体験の創出にも積極的に取り組んでいきたいです。

―井上さん、ありがとうございました!