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~クレディセゾン、ホセ・カレーラスの音楽とともに豊かな未来への想い~
クレディセゾンは、1999年から世界三大テノールの一人であるホセ・カレーラス氏の日本公演を支援し続けています。これまでに積み重ねた支援の回数は、11月6日にサントリーホールで行われた「ホセ・カレーラス テノール・リサイタル」で、25回目を迎えました。
私たちが大切にしてきた、すばらしい文化や芸術を多くの方に届けたいという想いが、今年度のリサイタル開催につながりました。今回は初めて鑑賞した広報室のカテリーナのレポートもあわせてご紹介します。
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文化支援のDNAがつなぐ、25年の歴史
ホセ・カレーラス氏のコンサートは、私たちクレディセゾンにとって特別な文化活動の一つです。1997年に公演の協賛を当社が始めて以来、1999年からはほぼ毎年開催し、2024年でついに25回目を迎えることができました。この長い道のりは、文化支援への私たちの深い思いと、日本のお客様、そしてホセ・カレーラス氏との特別な絆に支えられています。
「年齢を感じさせることがない、彼のマイクを使わない迫力あるパフォーマンスは、毎回観客を魅了します。私たちが協賛するコンサートは、ピアノ伴奏のみのシンプルな構成ですが、ホセ・カレーラス氏の歌声と表現力が会場に響き渡ります。観客と共に創り上げるこの特別な時間は、25年間に築かれた信頼と感動の瞬間であり、クレディセゾンの文化支援のDNAそのものです。
このコンサートは、ホール全体が一つになる瞬間があるからこそ、毎年多くのお客様がお越しいただき、私たちも多くを学びながら、サービスの向上につながっています。」とクレディセゾンの会長林野が語ります。
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生演奏の感動体験
広報室のカテリーナ:今回初めて「ホセ・カレーラス テノール・リサイタル~碧き月~」の演奏を体験する機会を得ましたので、この貴重な経験を通じて、私が感じた気づきを共有させていただきます。
ホセ・カレーラス氏の音楽は、言葉や人生経験が異なる出席者全員を一つにし、心が一体となる瞬間を生み出しました。この感動は、言葉では表しきれないほど深いものでした。
「芸術は人間の内面の美しさを見つめる機会を提供してくれる」という言葉が、コンサートの中で実感として湧き上がりました。彼の歌声には、ただの音楽の枠を超えた深い感情と人間の魂が込められているように感じました。その音楽は、私たちに自分の内面に触れ、普段は気づかないような感情を引き出してくれるものでした。
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大きな拍手と涙ぐむお客様の顔を見たとき、「自分の世界を創ることができる」だけでなく、「その世界を他の人と分かち合うことが大切だ」と感じました。ホセ・カレーラス氏も、お客様から受けたサポートと愛を自分自身で感じ、さらにそれを高めているように見えました。この瞬間はまさに、永遠の愛と感謝が交わされた瞬間だったのではないかと思います。だからこそ、毎年コンサートを楽しみにし、彼の音楽が長く愛され続けている人がたくさんいると思います。
オペラの魅力を若者に:クレディセゾンの取り組み
林野は、「食わず嫌いをせずに、まずは触れてみる」という言葉を通じて、音楽に対しての想いを伝えています。オペラは敷居が高いと感じられがちですが、音楽も食べ物と同じように、実際に体験してみないとその良さがわかりません。特に若い世代には、できるだけ多くの音楽を聴き、感性を磨いてほしいという思いがあります。子どもたちには、さまざまな音楽に触れ、どんな音楽が好きかを見つける機会を与えたいと考えています。
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林野 宏(りんの ひろし)
株式会社クレディセゾン 代表取締役会長CEO
今回、わたしたちはホセ・カレーラス氏のテノール・リサイタルに、豊島区内の高等学校の生徒を招待する新しい取り組みを行いました。この活動は、社会貢献の一環として、未来を担う若者たちに世界の一流アーティストの演奏を体験する機会を提供することを目指しています。
ここでは、実際に参加した生徒のお二人と先生の感想をご紹介します。
今回の公演で初めてホセ・カレーラスの生歌を聴きました。長いキャリアにもかかわらず、その歌声は衰えるどころか深みを増しており、マイクなしでホール全体に響き渡る力強さに圧倒されました。普段体験できない一流アーティストの生のパフォーマンスを身近に感じられたことは、一生の思い出です。ありがとうございました。
ホセ・カレーラスさんの歌声とピアノだけでの2時間超の演奏に感動しました。音楽に関わる生徒たちを引率しましたが、普段扱っているジャンルとは違い、世界的なテノールのリサイタルは貴重な体験になったと、生徒たちの表情が語っていました。貴重な機会をありがとうございました。
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私は歌が好きですが、声楽にはあまり触れたことがなく、公演をとても楽しみにしていました。特に印象的だったのは、ホセ・カレーラスさんの声の響きです。ステージの後ろで聴いていた私の耳まで、芯のある美しい歌声がまっすぐ届き、感動しました。「優雅な月を」の生演奏は、テレビで聴いた時とは比べ物にならない迫力で圧倒されました。
また、ピアノもすばらしく、ドビュッシーの「月の光」には鳥肌が立つほど感動しました。幼少期からピアノを習っていた私にとって、これまで聴いた中で最も美しい演奏でした。
この公演は、音楽を学ぶ私にとって非常に価値のある経験となりました。
普段は管楽器を専門としているため、声楽ソロの演奏は新鮮な体験でした。ホセ・カレーラス氏の圧倒的な声量と表現力に感動し、プログラムの選曲も多彩で心を掴まれました。アンコールでは後方の席に向かって歌っていただき、感無量のコンサートでした。
また、伴奏者のロレンツォ・バヴァ-イ氏の演奏も秀逸で、ホセ・カレーラス氏との息の合ったアンサンブルは云うことなく、ソロの演奏も「つなぎ」というレベルのものではなく非常にすばらしい演奏で感激いたしました。ピアノソロの選曲も勿論絶妙。
このような極上な芸術を本校生徒に体験させていただき本当にありがとうございました。
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社会に響く私たちの役割
林野:企業は社会の一部として、社会貢献を果たすべきだと思います。私たちが文化活動を支援し続ける理由は、単に美しい音楽を届けるためだけではありません。それは、人々の心を豊かにし、生活を彩る力があるからです。
ホセ・カレーラス氏の公演や赤城自然園の運営を通じて、社会に貢献し、お客様に新たな体験を提供し続けることを目指しています。企業としての役割を果たしながら、文化と自然を大切にし、未来を見据えた取り組みを続けていくことが、私たちの使命です。
これからもクレディセゾンは、芸術や文化、美しい自然をより多くの人に楽しんでもらうための活動を続けていきたいと考えています。
赤城自然園に関する記事は、こちらからご覧いただけます。